うっきょんの株(時々その他)日記

株の話題中心、その他時々雑談です。

遊休資産の投資先比較②~債権編~

本記事のおさらい

前々回の記事では、日に日に高まる現金比率に対して、日本株が割高となりなかなか購入できないという悩みを記載させていただき、新たな投資先として米国株の購入を開始したことを述べさせていただきました。
happy-wednesday.hatenablog.jp


そして、前回の記事において、新規投資先に求める要件、および新規購入先の候補を選定し、その中から現物資産を紹介しました。
happy-wednesday.hatenablog.jp

新たな投資先に求める要件

  1. リセッション局面への耐性があること
  2. 定期的な配当収入が得られること

新規投資先候補

  • 金などの現物資産
  • 債権
  • REAT
  • インフラファンド

本日の記事では、債権について分析しようと思います。

債権

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債権は、国や自治体、企業等の借金を返済してもらえる権利です。
債権の特性上、基本的に元本割れがありません。
しかし、債務者が破綻するなど、借金を返せなくなる、というリスクはあります。


個人投資家に人気の債権としては、SBI債があります。
債券|SBI証券


SBI証券を運営するSBIホールディングスが発行する債券で、直近の利息は年0.48%(税引き前)、償還期間は2年です。
最近までは1%~2%程度と高利率だったのですが、最近は利息は低下傾向です。


しかし、それでも定期預金よりも高利息であることや、10万円単位での投資が可能であることから、依然として個人投資家から人気のようです。
実際に、長期で利用する予定のない現金がある方は購入を検討されてみてはいかがでしょうか。


私の場合は、一度購入した債券は原則償還期間まで資金が拘束されるという性質から、購入予定はありません。
なので、私の場合、現金化が容易な債券ETFを検討したいです。

債券の特性

債券は、株式と比較して値動きが比較的安定しています。
また、利息が配当と同等の働きをしてくれることから、安定的なインカムを得られるという側面もあります。


値動きが変動する要因として最も大きなものとして、金利の上昇・下落が挙げられます。
一般的に、金利が上昇すると債券価格は下落し、金利が下落すると債券価格は上昇します。


これは、例えば、3%の利息が得られる債権があった際に、市中金利が4%に上昇した場合、これから債券を購入しようとする人は当然利息4%の債券を購入します。
つまり、3%の債券は1%分の金利差を、売却価格を引き下げる形で売却せざるを得なくなります。
逆に、市中金利が2%に下がった場合、3%の債券は相対的に価値があがるため、その分高く売却できるようになります。


また、景気が悪化すると、国家や企業に対しての不安が高まり、信用が毀損されるため、株式ほどではありませんが、債券価格も下落する傾向があります。
そのため、リセッション局面への耐性という観点では、若干の不安が残ります。

債券の投資先

債券は、債券の発行体によって利息、安全性が大きく変わります。
大きく分類すると、以下のように分類できると思います

まず分かれる分岐点として、国内 or 海外ですが、国内債券は利息が低いです。
日本国債の場合、10年債で0.09%、3・5年債の場合0.05%です。
企業債の場合でも、1%を越えるような債券はほとんどありません。
日本は長らくゼロ金利政策が推進されていることから、債券でインカムゲインを得ることは原則難しいでしょう。


そのため、私が債券投資を実施する場合、外国債になるのですが、外国債の場合、金利の上下による価格変動以外に、為替によるリスクも計算しなければなりません。
ネット証券の口座を保有されている方はご存知だと思いますが、こういった外国債の債券について、大々的に宣伝をされているものが多く、その中には10%以上の金利をうたっているものも多いです。
例えば、今現在話題のトルコ債券は年利回り15%以上で募集されているものが多数あります。
これが日本円で15%であるのであれば、文句なしに購入すべきですが、当然ながら運用先はトルコリラです。
ご存知の通り、トルコリラはこの2年で50%も値下がりしています。
つまり、2年間で30%分の利益がトルコリラで出ているものの、円に換算した際には、1.3×0.5=0.8と、20%もの損失が発生してしまっていることになります。


特に、新興国の場合、通貨が不安定であることが多いため、新興国債券に際しては、特に注意が必要であると考えます。

購入候補となる債券ETF

私が購入を検討した or 購入を検討している債券ETFは下記の2つです。

  • [1677]上場インデックスファンド海外債券 毎月分配型
  • [1566]上場インデックスファンド新興国債券
[1677]上場インデックスファンド海外債券 毎月分配型

リンク:1677 - 上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型(上場外債) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント
基準価格:49,011円(2018/8/16現在)
売買単位:10口
信託報酬:0.20%
対象インデックス指標:FTSE世界国債インデックス
分配金基準日:毎月10日
直近分配金:126円(2018/8/10)
分配金利回り:3.26%

先進国の国債を中心に購入することができます。
組み入れ比率の約42%が米国債であり、次いでフランス、イタリアがそれぞれ約10%、移行も先進国22カ国の国債分散投資が可能です。
利回りも安定的に3%以上を得ることができること、分配金が毎月受領できることが魅力だと思います。


そして、日本円で購入できるという点も、私が魅力に感じているポイントの一つです。


債券ETFについては、ドル建てのほうが種類が多いのですが、ドル建ての場合、自身で為替の影響も考慮した利回りの計算を実施する必要があり、煩雑であるため、日本円での管理が可能なこちらのETFがよいのではないかと思います。
ただし、ネックなのは、売買単位が10口単位のため、購入のためには約50万円ほどかかる、ということです。
このことと、最近米金利が上昇基調であることから、なかなか購入はできていません。

[1566]上場インデックスファンド新興国債券

リンク:1566 - 上場インデックスファンド新興国債券(上場新興国債) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント
基準価格:46.250円(2018/8/16現在)
売買単位:1口
信託報酬:0.40%
対象インデックス指標:ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス
分配金基準日:毎月10日
直近分配金:486円(2018/7/10)
分配金利回り:6.41%


こちらの新興国債券については、今年の6月より3口ほど購入しました。
何より魅力であるのが、利回り6.41%という高い分配金利回りです。


新興国という特性上、当然ながら値下がりリスクは高いのですが、こちらの採用している指標は、一国あたりの最大の比率は10%まで、という制限がかけられており、特定のカントリーリスクの分散はできていると判断したこと、購入した当初は、最高値からある程度価格が落ちついており、これ以上の価格の下落はあまりないであろうと判断したためです。


その結果は、トルコショックの余波をしっかりと受け、現在約5%の含み損状態となっています。
今現在も、上場来安値を更新中です。
今回の投資先ですが、トルコが含まれていることもありますし、新興国も軒並み通貨安となっているためしょうがありません。
気長に待っていこうと思います。
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